南海トラフ地震への対策として

query_builder 2025/04/03
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南海トラフ地震はいつ来るの?

いつ発生してもおかしくないと言われている地震の一つが南海トラフ地震です。 政府の地震調査委員会は、これまで南海トラフの発生確率は30年以内に「70%~80%」としていましたが、2025年1月に「80%程度」へ引き上げることを発表しました。


東日本大震災と南海トラフどっちが強い?

南海トラフ巨大地震は、東日本大震災よりも規模が大きく、被害が甚大になると想定されています


【規模の違い】

東日本大震災のマグニチュードは9.0

南海トラフ大震災のマグニチュードは9以上(最大クラス)


【被害の違い】

東日本大震災の死者数は1万9747人、行方不明者2556人

全壊戸数は12万2005戸


【被害想定の広がり】

東日本大震災と比較して、南海トラフ巨大地震では震度7の地震面積が約96倍、震度6強が約11倍、震度6弱が約4倍に及ぶと想定されます。

沿岸部では最大34メートル高さの津波が襲来する可能性があります。


【発生確率】

地震調査委員会は、南海トラフの巨大地震が今後30年以内に発生する確率を(80%程度)とされています。

南海トラフ巨大地震は、海溝型の大地震なので大津波が来るのが特徴です。災害はいつ起こるかわからないです。


南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生して、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから約80年が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高い状態です。


南海トラフ地震では、建物の倒壊や津波による被害が想定されています特に、古い建物や木造住宅は倒壊のリスクが高いので注意が必要です。


【建物被害】

  • 1981年以前の旧耐震基準の建物は地震への耐性が低く、倒壊のリスクが高い。
  • 基礎部分や接合部が劣化していると、さらに危険。
  • 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難する。
  • 耐震化だけでは地震による建物へのダメージが蓄積されてしまうため、繰り返しの地震や余震への効果は期待できないです。

  • 【津波被害】

  • 標高の低いところでは津波が襲い、浸水被害が発生する。
  • 海の中では人は速い流れに巻き込まれ、また、養殖いかだが流失し 小型船舶が転覆する。

【被害を減らすには】

  • 耐震化をすすめる。
  • 津波からの迅速な避難を心がける。
  • 家具を固定する。
  • 制震ダンパーなどの制震装置を設置する。





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