中古住宅を買ってからについて

query_builder 2025/02/06
相続空き家土地任意売却

失敗事例と解決法


  • 価格の安さにつられて購入するも、修繕費が大きく想定外
  • 見た目がキレイでも中身がボロボロだった
  • 書類からは分からない、臭いと温度
  • 地震があり、耐震性が不安になってきた

 

価格の安さにつられて購入するも修繕費が大きく想定外


「この場所・この広さで、この値段?」

新築物件の価格に見慣れていると中古物件の価格はとても魅力的です。

内装を整えるだけで快適に暮らせるかと思っていたところ、壁紙を剝がしたら雨漏りサインを発見!

想定外の補修に費用がかかってしまいました、というケースがあります。

この失敗談の場合、入居前のリフォーム階段で発見できましたが

もしも入居後1年に満たない間に雨漏りが起きてしまったらとてもショックです!

他にも、中古住宅の内装をきれいにし住み始めたら、床下の基礎が腐食していたことに後で気が付いたなど暮らし始めてしばらくたってから不都合が発覚されることもあります。

(解決策)

公開や失敗をなくすために、中古住宅購入前にホームインスペクション(住宅調査)を行いましょう。売買業者はインスぺクションについて紹介・説明する義務がありますので、今後の中古住宅購入の際には利用することができる調査になります。このインスペクションにより雨漏りリスクや住宅の劣化状況を知ることができます。


見た目が綺麗でも中身がボロボロだった


後悔ケースとして、内覧に行ったときは外壁も内装も綺麗だったのに、住み始めてからカビ臭いのする部屋があり、調べてみると壁の中側がカビていました!という場合も。

外壁については、耐久性の低い塗料だったため、数年だ塗り替えることになる事もあります。これらについて、購入検討中の物件を1回内覧しただけで気が付くことは難しいでしょう。もっとよく調べていれば後悔するも、住宅購入時には他にも考えること・決めることが多くなっています。

セールスマンではなく中位な立場で、中古住宅について詳しい人が一緒に確認してくれたらと思います。

(解決策)



こちらについても、中古住宅購入前にはホームスペクション(住宅調査)

を行いましょう。中古住宅調査を行うインスペクタ―は第三者的な立場で建物を診断します。中古住宅におけるメンテナンス履歴の確認ポイントなど教えてもらおうといいと思います。




書類からは分からない、臭いと温度

希望の間取り、築年数のボチボチOK、立地は希望通り!

内覧で確認したところ、大きな問題点もない、ということで決定しましたが、季節が変わったら寒かった!もしくは暑かった!という場合もあるようです。



(解決策)


水回りからの臭いの問題は、排水設備の機能に関係します。古いタイプの物かどうか、建設時の記録がポイントになります。暑さ寒さについては、断熱性能や建物の機密性能に関係します。インスペクションの項目にはありませんが、経験豊富なインスペクターに調査を依頼した場合、予測を立ててもらうことはできるでしょう。


地震があり、耐震性が不安になってきた

地震が起きた際、引っ越し前の家よりも揺れたように感じ、耐震性が急に不安になってきましたというケースもあります。図面や建材、工法を調べてもチンプンカンプン、どれくらい大丈夫なのか調べておけばよかったということも。


(解決策)

有資格者による耐震診断をうけましょう。物件の地震に対する強度が分かります。耐震基準に満たない建物については、専門家監修による補強工事を行うことができます。


インスペクションがなかった頃

何回か引っ越しをしています(転勤ではありませんよ)。賃貸、戸建て、マンション、といろいろな物件で暮らしました。その中で、中古物件の内装リフォームという家もありました。

その頃、中古住宅購入において、インスペクションはありませんでした。

憧れの土地で、鉄筋コンクリート造・建築家が建てた家という物件をその地域の相場の中ではずいぶん安く購入したとのことでした。

風通しが悪く空調費が劇高になってしまうこと、各所に手すりがありつつ段差の多い床、再建築不可の土地であったことでした。もしもインスペクションをしてもらっていたら、不具合の可能性やメンテナンスが必要な個所、ポイントを教えてもらうことができただろうと思います。


まず、ご自宅の耐震強度を知ることで
漠然とした不安を解消することが第一歩です


中古住宅でホームインスペクションを行うメリット

ホームインスペクションとは建築士などの資格を持ったホームシンスペクター(住宅調査員)が、売主と買主の中立な立場である第三者的な立場から調査基準に準し、主に中古住宅や既存住宅の安全性・耐久性(老朽度)などの劣化状態の調査を行い、調査結果を書面で作成し、ご報告いたします。

メリット1

劣化状況や不具合など住宅のコンディションを把握できる。

購入する建物の状態を理解せずに購入し、後に問題が発覚することを未然に防ぐことができます。

メリット2

名種補助金・住宅ローン減税など優遇、適合な検査により各補助金や住宅ローン減税などの優遇を受けることが可能となります。

メリット3

購さらに従来のホームインスペクションに加え、耐震診断を行うことができます。耐震性能の確認と減税に必要な『耐震基準適合証明書』の発行も行います。また、必要に応じて、補強計画のご提案も行います。

メリット4

調査で修繕などが必要な箇所が発見された場合、その修繕の適正な時期や費用目安などのアドバイスを受けられます。購入前あるいは購入後の修繕計画が立てられます。

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飯田市不動産売却相談センター

住所:長野県 飯田市 座光寺 4596-1

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