旗竿地を売却するコツとは?

query_builder 2024/05/02
相続離婚土地

土地の売却をご検討中ですか?土地の形状が旗竿地の場合、売却時の戦略が重要になってきます。

旗竿地は一般的に需要が低く、整形地に比べ売却しづらい土地といわれています。そのため、旗竿地を所有している方のなかには、売却するコツを知りたいという方も多いのではないでしょうか。

今回は、旗竿地の特徴や売却が難しい理由、そしてスムーズに売却するためのポイントを解説します。


旗竿地とは、道路に接する部分が狭く、奥に広い土地がある形状の土地のことです。旗竿地は、建物を建築しにくかったり、日当たり・通風が悪かったりすることから、周辺相場よりも売却価格が安くなりがちです。しかし、旗竿地にもメリットはあります。例えば、騒音や人目を気にせずに暮らせることや、駐車スペースやガーデニングスペースを確保できることなどが挙げられます。


旗竿地を売却するときには、以下のポイントに注意してください。


・接道義務を満たしているかどうか確認する

接道義務とは、建築基準法で定められた建物の敷地が幅4m以上の道路に2m以上接していなければならないという義務です。これを満たさないと、その土地で新しく建物を建てることができません。再建築不可物件と呼ばれるこのような土地は、資産価値が大幅に下がってしまいます。また各自治体によっても接道義務の規定が異なる場合があるので、お住まいの自治体の規定も確認しておきましょう。


・竿部分の間口や奥行きを測定する

竿部分の間口や奥行きを測定することも必要です。間口が広ければ駐車スペースやガーデニングスペースとして活用できますし、工事用の重機や車両が敷地に進入できるので、工事費用も抑えられます。一般的には、間口が3m以上、奥行きが20m以下であれば、買い手の需要が高まると言われています。


・日当たりや風通しの状況を把握する

周囲の建物に囲まれている場合は、日当たりや風通しを確保するための工夫が必要になります。例えば、窓の位置や大きさを工夫したり、屋上やバルコニーを設けたりするなどが挙げられます。


・防犯対策やプライバシー保護の工夫をする

旗竿地は他の住宅から見えにくい場合が多いので、空き巣や不審者に狙われやすいというデメリットがあります。そこで、防犯カメラやセンサーライトなどを設置したり、フェンスや生垣などで目隠しをしたりするなどの対策をとりましょう。また隣の建物からの視線や生活音も気になる場合があります。そこで、カーテンやブラインドなどで窓を覆ったり、防音性の高い建材を使ったりするなどの対策をとりましょう。


・隣地の所有者に相談する

もうひとつ売却のコツとしては、間口部分に隣接している土地の所有者に旗竿地の購入を相談してみることです。もしくは、隣地を売却してくれないか相談して、大きな整形地にしてから売却するという方法もあります。これにより、土地の評価は格段に上がることになります。


また、旗竿地に詳しい不動産会社に依頼することも大切です。不動産会社は、旗竿地のメリットやデメリットを正しく伝えたり、適正な価格設定をしたり、買い手にアドバイスしたりすることができます。弊社では旗竿地を含む土地の売却相談を承っております。査定依頼も受け付けていますので、ぜひご利用ください。


旗竿地は売れないというわけではありません。自分の土地に合った売却活動をしましょう。

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飯田市不動産売却相談センター

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